11 stage   Slowly 2018.05.12 SAT   Hida river line
 ジャンパーが手放せない早朝、この5月の頃・・・。 前ステージで時間制限に周りきれず、残っていた2018春の流れの調査に向かう。 日に日に陽が長くなっていく事とは、外気温が益々上昇していくと共に、活動時間が増えるメリットがある。 その反面、その時々に向かう流筋の夜明けに合わせて目覚める時間までが早まる若干の辛さもある。 それにしても、もう5月半ばなのにこの朝の冷たさはなんなんだ・・・。
この冷たい空気の中、進める道中の薄暗い流れには、祭りの幕開けを待つ多くの鮎師のキャップライトが流れに沿って並んでいた・・・。
 今年の状況をまだ見ぬ期待の朝一に選択した流れは、自身の願いを背負ったルアーは単に回収される繰り返しで、此処近年に無い程の静けさの中、唯一現れたイワナに玩ばれてしまうスタートとなり、冷ややかな景色の中に、小さくひとつのため息が漏れた・・・。 移動を重ね、釣り人の痕跡が見当たらない隠れスポットに立ち、ここは良いの居るだろ?、そんな少しの熱い期待さえも、冷たい空気に打ち消されるかのように、静かなままに時だけが過ぎていった。
 隠れスポットからリンクする流れで、ようやくにして本日1番目の可愛い鼓動が応えた。 ただ、それはその唯一だけで、食事をする為に活発に流れに出ている個体は少ない。 今後の成長を期待して流れに手を添えて放つなら、流れは水温計が示す以上に冷たく感じた。 彼らが待ち望んでいる水生昆虫の活発な活動は、まだなのかもしれない・・・。
 移動時の動線上から、ついで、とばかりにエントリーが容易な一般的な大場所に触れてみたところで、それは触れる前から判っていた通りの当り前の結果で終わり、ただ、そのまま終わる事無く、しばらく水位が高かった背景から計算して、手付かずの可能性ある、此処からリンクしているスポットへと冷たい流れの中に歩みを進めた。
 努力とは、時に報われるもので、冷たい流れの中を歩み進めた先で、活発と言うには今一つながらも、ルアーを追う幾つかのアマゴが確認できた。 そして、その雰囲気、可能性を考慮してレンジを大きく変えてルアーを導くなら、思惑通りに少し大きめの影が岩陰からスッと現れ、自身の視野に映りながらルアーを引っ手繰った・・・。
 大切に育てられた後に放たれ、未だ自然界という社会に馴染めきれず、見栄えの良く無い学生君も混じったが、ようやくにしてこの渓に潜む生命達の、今年初の集合写真に至った。

 直近に学生君が放たれたスポットを陣取る、多くの年配餌師を横目に見ながら移動し、昨年、大きな影に少し手を焼いたスポットに触れてみた。 すると、優位な流れの位置へ食事に出ていたと思われる黒い影が不意を突いて現れ、僅かにフックに触れて去っていった・・・。
 もう出ないだろう・・・と半ば諦めていたのだが、次はしっかりと咥え込んだ。 これこれ、こういう"しつこさ"が、こいつの春らしい出方だよな・・・。
 その後も幾つかのスポットを周り、少なくとも幾つかの可愛い鼓動に出会い、この流筋の"春の調査"と題したステージは終了となり、今後の季節感を踏まえた自身の予想、推理、計算が始まっていく・・・。 そんな事を考えながらふと見上げると、源流域側の山頂は、白かった・・・。 自身が立つ土地の上の景色はすっかり春を過ぎようとしていながらも、今日まで出会った魚達の姿、雰囲気からして、この年の流れの季節感は近年とは何処かギャップを感じざるを得ない状況にあり、それでも、季節は確実に進んでいく。 自然の成り行きに任せて、まっ、ゆっくりといこう・・・・・。

追伸・・・早期開幕が通例となった、冒頭に触れた近隣河川の祭りの結果は、自身が仕入れた情報では、上は60、下は0と人其々様々に夏を迎えたようでした・・・・・。

Next stage plan : May 19

  Message
  Tackle            The tackle that I used on this stage
      Rod
      Reel
      Line
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SMITH  troutin'spin inter boron XX IBXX-60MT
DAIWA  EXIST STEEZ CUSTOM STZ2004
LINESYSTEM  TROUT RIVER FC 4lb
Thank you
         see you

River Land

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