22 stage   Moment of the judgment 2018.07.01 SUN   Nagara river
 大きな出水から回復に向かう各河川、こちら側に都合の良い瞬間、そのタイミングを計れる流れは何処だ・・・。 眠りに入るギリギリの瞬間でその答えを出した・・・・・。
 雨雲レーダーに無い雨が降りしきる早朝に踏み出しが鈍る。 更に、概ね予想していたが、高水から成立するエリアが限定される中に、さすがはスーパーメジャーリバー、其処は何処も彼処も自身と同じくタイミングを計るアングラーの数々。 早朝からあちらこちらとウロウロを強いられ、止む無く此処の流れを去る事さえも一瞬考えた。 それでもと、雨を凌いで準備出来るスポットを再び訪れると、早朝3人居た釣り人が、1人の餌師だけに変わっていた。 その餌師は、自身が餌釣りするにも同じく其処を重点に狙うであろう、餌釣りならではの高水の中の1級スポットを丁寧に粘っていたので、少し離れた下手にある、ルアーならではのスポットに入らせてもらった。
 それは、息を整え集中力を整えるまでも無く、僅か2投目の出来事だった。 ふわふわっと流れに乗って踊るルアー、其処にふわふわっと背後に現れた影、チョチョンと誘いのアクションをを入れてやると、
「ビシッ!!」
 確か、早朝の先客の中にルアーマンも居て、此処に立っていたよな・・・。 既に叩かれたはずの後で、いとも簡単に出会えてしまうとは・・・・・。 手前味噌ながら、自身のスタイルとして、この濁りの状況にマッチさせたカラー、刻んだレンジ、そして導くラインがジャストヒットしたのだろうと分析しておこう・・・。 いずれにしても、高水により限定されるスポット、其処にバッティングする多くの同志という背景に影響を受け、何事も無く終り、この選択さえ悔いる帰路も考えられた中、この早々の答えとは、過去からこれまでの中で、5本の指に入るホッとした瞬間だった。
 ただ、気持ちにゆとりが出来ると、少しだけ"欲"が沸いてくるのが正直なところ。
できるなら、もっといい奴に出会いたい・・・・・。
そんな願いから、限定されるスポットの中、可能性を秘めた流れだけをチョイスして移動を繰り返した。 もちろん、積極的な行動に繋がるのも、朝一の答えの他無い・・・・・。
 朝がお昼に向かう頃、ようやくにして雨も上がり、時折陽が差し始める気まぐれな天候となった。 普段の平水であれば、瀬から開くトロ場の流れも、単調に長く長く一本瀬に流れていく・・・。 この長い一本瀬の中、奴は奴が好むスポットに移動し、流れが落ち着くのを待っているだろう・・・。 絶対にこの流れの何処かに居るはず。 居るなら・・・あの辺りか。 ダウンクロスにフルキャストし、流芯を横切らせ、テンションの緩みを感じた瞬間からダンスを高めていく。 それは、春先のサクラステージを思い出すな・・・などと思った矢先
「ゴギッ!!!」
 来たっ!、ほら、やっぱ居たじゃん、だろっ。 この流れの景色の中には、たった一人しか居ないはずなのだが、其処には自身に語りかけるもう一人の自身がいた。
 これこそが、"思惑通り"ってやつで、このセレブリティな流れの中を百戦錬磨に生き抜いてきた、この分厚いボディに出会えた事・・・、昨夜からの状況判断、選択の迷い、負けそうになる厳しい現実・・・、その全てを凝縮し、この瞬間をもって吹き飛ばし、"今"という全ての世界観が満足感だけに変わる瞬間。 それは、分かち合えない自身だけの瞬間・・・。
やはり、豊かな流れは、豊かさを育む・・・・・。
決して生活に豊かさは無いけれど、何よりこの豊かなる世界観がたまらなく好きだ・・・。

Next stage plan : JULY 8

  Message
  Tackle            The tackle that I used on this stage
      Rod
      Reel
      Line
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SMITH  Be Sticky Trout BST-HM63ML
DAIWA  THEORY 2004H
VARIVAS  COVER BREAKER 5lb
Thank you
         see you

River Land

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