38 stage   Line change 2018.09.17 MON   Hida/Kiso river line
 3連休の真ん中、久しぶりに完全オフとした日曜日の時間、迷いに迷った挙句、シーズンも残りわずかな事から、このままラインを巻き替えずに済まそうとした・・・。 でも、それが後の祭りになってはと、3連休最後の月曜に備え、夕刻になっておニューのラインへとチェンジした。
向かう先は・・・、本流エリアはまだ増水から落ち着かないだろうと考え、この春先のチェックから魚の存在を確認している支流を目指す事とした。 ただ、明確なプランはそれだけに等しく、残りの時間は現地現場の現実に基づく、行き当たりばったりプランにあった・・・。
 自身にあるテリトリーエリアの一部は、例年に無く今年は流れのラインが春先から変わっていた。 このラインチェンジの影響を受けてか、魚の移動ラインが大きく変わっている事に気が付いていた・・・。 其処は、前回訪れた時よりも水位が高く、触れられる流れは更に限られていた。 朝一本命としていた流れは白泡を立てながら一筋に勢いよく流れ、魚の居付き場所は変わったと判断した。 少し下流にある深みのあるほど良い流れを横切らせると、早々にして可愛く若い個体が応えた。 この流筋らしき、人によっては花魁系とも呼ぶ朱点がキツイ個体だった。
 続けざまに、今度はイワナが応えた。 なんだろう、前回はこれほどまでの応えは無かったのに・・・・・。
 続けて第二本命ポイントへと歩を進めた・・・。 勢いよく流れ落ちた先の水深のある開けた流れ、此処は前回、良型が神経質に幾つか反応した流れ。 先走る期待を抑える為、少し余裕をかましてヒートスティックを咥えて心を落ち着かせる。 さて、ぼちぼちやるか~、とばかりに丁寧に流れを刻んでいくものの・・・・・反応が全く無い。
 念の為に触れたその下流のチャラチャラで応えたのは、朝一と同じ朱点のキツイ若い固体で・・・。 それは例年、この季節感の中に出くわす事で、つい先日、前回は良型ばかりの影、その時点で若い個体の影など一切無く・・・、それはまばたきする間の一瞬のチェンジのように、良型の影が一切消えて、変わってそれまで見なかった若い個体ばかりが現れる・・・。 流れの中の"季節が変わった” そう受け取る瞬間・・・。
 この流れが続く限り、そこに消えた良型は上流へ移動したと単純に考え、更に上流のポイントへと車を進めた。 いい歳してクライミング的に指先、足先をかけて慎重に高さ5mはあるブロック壁を降り、自分一人だけの世界観、貸し切りの流れを遡行する・・・。 現れた一級ポイント、落ち込みの深みのある流れ・・・、警戒されないよう、少し離れた位置にスタンスを決め、丁寧に静かに着水させ、誘い出すようにトレースすると、幾つかの影が追ってきた。 この季節感から、一投目からためらい無く喰らいついてくる獰猛さなど無い。 ダンスを高めて、もう一度・・・・・。「ピシッ!」
 この季節、彩色濃くなる影に、離れた距離からは魚種の判断がつかなったのだが、それはスリムながら、木曽尺イワナだった。 そして、残った影を狙うものの、ナーバスな季節感からか、早々にスレてしまい、深く隠れてしまったようだ・・・。
 更に遡行すると、先程よりは少し規模は小さ目ながら、落ち込みスポット、同様に魚が溜まりそうな流れが現れた。 早々にしてオレンジのお腹が鮮やかなイワナ・・・。
 連発して今度は若いアマゴ。
 更に連発して、朱点がキツイイワナ・・・。 様々な若い彩が混在していた・・・・・。
さて、もうエントリー場所へ戻ろう・・・。 流れを下り戻るに歩を進めると、下流側の足元の流れが目に飛び込み、なんとなく気になった。 遡行する際は慎重に少し流れから離れて歩んだ為、足元のピンスポットには気付かずで、ポイントとして潰れていないはず・・・。 流芯に着水させ、手前に寄せるようにピンスポットへと送り込んだ。 すると、大きな影が浮かび上がった。「間違いない、良型アマゴだ!」 再び同じコースにトレースし、より高くダンスをアピールすると、「来た来た。」そして、タイミングを見計らい、更にダンスを高めた瞬間、それはバイトの瞬間・・・、あろう事か流速に負けてルアーが水面を飛び出した。 高い位置からのハンドリング、この点の計算が甘かった・・・。 フックには触れていない、その望みをかけて再び誘うも、追って来る事は無かった・・・。 ならば、奥の手最後の手段、奴の居付き場所は判断済み、ステイダンスでしばらくイラつかせると・・・、痺れをきらしたそいつは・・・「ドスッ!」
 高い立ち位置、重量感に増す水圧、強過ぎず弱過ぎずのドラッグ調整を施し、足元の植物を交わしながら、高位置からの取り込みに少しばかり苦労し、一度はランディングを失敗するものの、2度目のランディングでなんとかネットに収まった。
「やり~、サンキュ、サンキュー、ありがとう!」 一人だけの世界観をいい事に、思わず声となった。
 それは決して、ナチュラルビューティフルとは言えない、成魚放流からの成長魚だろうが、秋を意識した立派な33㎝の、
雄アマゴだった・・・。
 このまま引き返したところで、本流域は簡単には治まっていないだろう・・・。 今日という一日にまだ時間を余した為、おにぎりをほおばりながら、御嶽山の麓を眺めながらの工程で久しぶりに県境を越えた。
 県境を越えたお昼過ぎ、此処でも早々に若い個体が応えた。
 遡行した先の深みで、ギラッと反応する影が走った。 もう一度・・・。「パシッ!」 これもスリムだが、尺を超える、今度は飛騨尺イワナ・・・。
 秋の空と、秋の風が、心地よく時間の経過を忘れさせ、久しぶりに気付かずまま夕刻近くまで心身を行動させた。 今日という一日は、多くの影を見て、多くの鼓動を感じ、重い鼓動も感じられ、とても充実した一日だったと思う。 少し気楽に、ゆっくり、のんびりと、季節感を感じながら時間を送ったのが良かったのかな・・・。 シーズン終盤のこの一日、これで終わってもいいと思える、十分過ぎる一日だったと思う。 残された時間も、気楽にいこう・・・。
それにしても、もう終わりに近いからともったいないぶらず、昨日の日曜日の夕刻、ギリギリでおニューのラインにチェンジしておいて、よかったな・・・・・。

Next stage plan : SEPTEMBER 22

  Message
  Tackle            The tackle that I used on this stage
      Rod
      Reel
      Line
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SMITH  Be Sticky Trout BST-HM63ML
DAIWA  THEORY 2004H
VARIVAS  COVER BREAKER 5lb
Thank you
         see you

River Land

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