40 stage   Deep coloring 2018.09.28 FRI   Hida river line
 2018シーズンも残り僅かとなり、更には、最後の休日に向かって急旋回しそうな嵐の気配に、強制的に使う必要性のある残りのカードを活用すべく、業務を調整し、嵐の前の唯一、穏か予報にあったこの金曜に休暇をとった・・・。
これまでに大きく荒れた流れの影響を受け、少しサッパリした河原に幾つかの支流が覗かせていた。 すっかりと秋に移り変わった季節感、成熟を迎える生命は、自身には手の届かぬこの奥深くへと遡って行ってしまったのだろう・・・。 そんな思いに耽けながらも、今日のメイン課題は来期を占う為の里川、本流域の散策。 ここ最近に触れていないスポットを中心として、流れの中の小さな生命感を伺うステージを始めた・・・。
 あえて言うまでも無いが、テレビ、映画のストーリーとは、エンディングにそのピーク"ドラマ"を迎えるもの。 今日という筋書きの無いステージのストーリーには、結果的に些細ながら嬉しきドラマがあり、そのドラマは、スタート直後でピークを迎えた・・・。
今日という一日を巻き戻してみるなら・・・・・。
 例年のこの季節、湧き出してくるかのように見る来期の為の小さな影が、終ってみれば少なかったと感じる・・・。 時折忘れた頃に現れる、大切な宝石は必要以上に追わせず、ある程度の距離感でルアーの生命感をピタッと止め、触れさせず傷付けずで、その影の存在だけを来期へと頭の片隅に刻んでいく。 そして、例年であれば、その意図無くとも向こう合わせに喰らいついてくる、事故のような結果も極めて少なく、この若く可愛い個体が、意図せぬこの日最後の鼓動だった・・・。
 天気予報通りに晴れ渡った秋空に、日中は丁度心地よい程に暖かかった・・・。 しかし朝は・・・、釣り装備に着替える前の普段着、半袖では肌寒く、向かう自家用車の中は暖房が効いていた・・・・・。
 この地に向かっていた夜明けの時間、確か、峠の頂上の気温は二桁を下回っていたと思う。 薄での長袖シャツだけではトイレが近くなりそうな空気に、更に薄でのジャンパーを羽織って始めた朝一番のスポット・・・。 早々に遠くの流れ込みから、秋の彩が出始めた可愛い鼓動が応えた・・・。 食事を採る季節感にあれば、流下する食事を確保する為の、流れを確保する優位性とサイズは概ね比例するもの。 このスポットの上流側でこのサイズにあるならば、これから触れたい下流側にも例え応えが待っているとしても、そのサイズは概ね予想できるもの・・・。 しかし、この季節感から、居場所を陣取る優位性は食事確保の為だけとは限られず、下流側の少し静かなピンスポットを、この季節に特に有効と考える縦のダンスを演出すると、「ズシッ!!」と重くロッドを曲げた。
 空の照明がまだ足りぬ秋の早朝の景色の中、「ここで出るのか、ま~ま~かな・・・。」などと余裕かましてネットに収めにかかると、思ったよりサイズも良く、思うどころか全くもって想定外の"秋の彩"深いアマゴだった。 本流、いや、この域と流れの規模から里川域と言うのが適正だろうか、それはもちろん、過去これまでにもこの季節、このエリアを訪れて来たのだが、ここまで秋の彩深まった生命を見た記憶は無くて、これも、一気に下がった水温の影響を受けたであろう、今年という季節感からか・・・・・。 これまでの生きざまを語りかけてくるかのような、美しくも逞しい生命に出会えた事、これが自身の今シーズンというストーリーのエンディングにふさわしき"ドラマ"・・・・・・・。
 釣りの世界は、流れのように奥深い・・・。 その年、その季節、その月、その日、その時間、その瞬間、それを何十年とやっていても、その全てをパーフェクトに理解し、それを持ってパーフェクトに考え行動し、パーフェクトな結果に至る、なんて事など到底無く、歳を重ね、いつまでたっても教えられる事ばかりだ。 又何かひとつ、少しだけ解りかけたかな・・・などと思った頃、季節は過ぎていく・・・・・。

Next stage plan : SEPTEMBER 29

  Message
  Tackle            The tackle that I used on this stage
      Rod
      Reel
      Line
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SMITH  troutin'spin inter boron XX IBXX-60MT
DAIWA  EXIST STEEZ CUSTOM STZ2004
LINESYSTEM TROUT RIVER 4lb
Thank you
         see you

River Land

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