03 stage   Harvest March 23, 2019
 
 
 昨年とは裏腹に、薄い流れが続くサクラの聖地に、週末のベストタイミングに向けて潤いが足された・・・。
そして今日も、数えきれない程に多くの、ロマンを求めるアングラー達が刻んだ道を進み、一日が始まる・・・。
過去、運とタイミングだけで初めての出会いを果たしたその翌年から、長い長いトンネルの中で彷徨い続け、この釣りは運とタイミングが合わなければ出会えないものだろうと、そんな考えに支配されていった・・・。 しかし、近年のひとつひとつの固体、結果、その振り返りの中から、結果に近づける為のプロセスのヒントを幾つかプレゼントされている事に気が付き、それが結果それ以上の収穫となり、臨む心境は180度変わっていた・・・。
"運とタイミングが合わなければ釣れない" から・・・
"釣れないなら運とタイミングが悪かったんだろう"
同じ様な言葉回しであれ、臨む心境の意味合いは大きく異なる・・・。 ファーストステージを始める時点から存在しなかったネガティブ感、そして、流れが少し潤ったこのタイミングの今日、条件は上向き、なんとかなるだろう、と、過去には無き少々甘い考えさえ持ち合わせる自身が存在していたのは確かだった・・・・・。
 多少濁りは残ると予想した流れは、予想外にもクリアに近かった。 少しばかり好条件のカテゴリーが下がった現実を受け止め、朝一に使おうと段取りしていたカラーから、この流れのカラーに合わせて早速、彩の選択をチェンジする。
「よし、ボチボチとおっぱじめるか!」
数人の先客が存在する中、それでも自身が進めるプランに影響は無かった。 足早に順々に釣り下り、そして、自身が目指すピンスポットに近づくに連れ、自然と集中力も高まっていく。 貴重なる存在をスルーしてしまう事の無きよう、流れの3Dを刻んでいく・・・。 更に少し下流方向へと歩みを進めた時、一見フラットで単調な流れの中から、水深の色調変化、存在するであろう小さなストラクチャー、それらの影響により時折現れる微かなる流れの水面の変化、"表情が見えた"・・・。 そして、それらから感じる"雰囲気"、その雰囲気の少し上流へルアーを落とし込み、そして、雰囲気のど真ん中に入った頃合いを見計らい、誘い出すようにルアーを3回程を躍らすと、それは釣り人冥利に尽きる筋書き通りってやつで・・・・・。
 「ドスッ! グネ・グネ・グネ・・・」、「来た! 間違い無く奴だ。」 それはいつもの通りで、釣れない時は長くとも、釣れる時とは意図も簡単で・・・ただ、そこは、上下に沈み柳のある間からのヒットだった。 その上下にある支障物を交わした、狭きスペースでのランディングを即座に計算し、覚悟し、願うはしっかりとフッキングしている事、ただそれだけだった。 早々に浮いて来た一発目で強引に救ってしまえば良かったのかもしれない、しかし、その焦りが結果を逃す事に繋がる可能性もある。 ここは確実にと、柳の間を通すべきまで奴の体力をじっくりと消耗させる事に徹した・・・。 そして、ようやくにして落ち着いたところで、柳の間を通し、タイミングを見計らってネットを差し出すなら、再び暴れ出しネットを叩いて交わされた。 まっ、これも計算の内、しかし、運悪く、叩かれた時に一瞬の糸ふけが発生したようで、ロッドティップにラインが絡み、ドラッグ機能が使えない事態に陥った。「やばい、一気に突っ込まれたら終わりだ・・・。」 しかし、運良く、ギリギリに近い突っ張ったラインのままに寄って来る・・・・・。
「ザボンッ」
 釣りとは、想定していても、想定外の事も起こりうるものだと改めて実感しながら、ネットに収まった白銀の魚体に、ふ~っと安堵の大きな息を吐き出した・・・。
午前7時、スタートして30分後の出来事、いわゆる朝マズメの出来事だった。 感覚的には良型と感じたものの、出来る限りに伸ばして測定しても、惜しくも僅かに2尺には届かなかった・・・。 ただ、ディープエリア用のサブタックルに初めて入魂出来た事が少し嬉しかったりもした。
 アンテナショップ店長の画像解析の見解から、この個体はイルカに噛まれた痕跡を残す、修羅場をすり抜けた個体。 大海原で成長を重ね生き抜く背景の一部を、刻んだ体から教えられるならば、そのような逞しきものとの出会いに、更なる感動さえ覚える・・・。
 風が強まり、早朝より肌寒く感じるようになった頃合い、午前11時、それ以上に欲張る事無く、流れから上がった。
枯れたままにあった前回の釣行から時間は確実に進行していて、景色の中に少しの春を見つけた・・・。
例年通り、渓の春が訪れる4月後半までを一区切りとして、この土地の春の進行を見届けると共に、更なるロマンを追う道は続く。
この出会いから収穫した更なるヒントと共に・・・・・。

Next stage plan : March 30,

  Tackle            The tackle that I used on this stage
      Rod
      Reel
      Line
      Rure
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SMITH  troutin'spin inter boron X TRBX-EX82M
DAIWA  THEORY 2506H
LINESYSTEM  TROUT RIVER FC 10lb  &  VARIVAS SHOCK LEADER FLUORO CARBON 20lb
Sinking minnow 95mm
Thank you
         see you

River Land

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