14 stage   Valley spring 2019 May 19, 2019
 
 それは例年と同様な順番パターンで、ボチボチ隣県の谷の流れをリサーチする頃合・・・。 ただ、例年と大きく異なるのは、この年の気候の影響による引き続く乏しき水量、これが大きなハンデとなる可能性は大・・・。 それでも、訪れる地の流れは"躍動の春"の域のはずであり、この年のドライな春の状況下であれ、逞しく生きるものたちを確かめ受け取るべく、人がコントロールできない自然がもたらすその時その瞬間の現実の上での見極めが、対峙する以前の最大のテーマとなる・・・。
 朝一、比較的、状況に左右され難いがゆえに、魚が必ずや居るであろうスポットから始める。 型などどうであれ、まずは此処で1尾でも出会えたなら、今日という日の始まりが随分と気持ちとして楽になる計算・・・。 ところが、いつもなら出るはずの流れで出ないどころか、追って来る影すら無い・・・。 居ないのか? いや、そんなはずは無い、攻められた後か??? 下流側へと立ち位置を大きく変え、こんな場合の為にとセレクトしたタックルでフルキャスト!! すると、「ガツン!」 ようやくにして最初に応えてくれたのは、成魚放流からの回復馴染み途中系と思われる、まずまずの型のアマゴだった。 まずは一安心・・・。
 まだ出るはずとばかりにフルキャスト、そしてレンジを計って導くと、「グァン!!」、「あらっ?」 なぜなら、そのセレクトしたタックルとは、此処は少々強引なランディングも必要と考えセレクトした7.3ftと、オーバースペックとも考えたタックルなのに、ロッドを大きく曲げ、ギーギーとドラッグを鳴らして突っ走る・・・。 「デカイのか?スレ掛りか???」 しばらくして、そいつが視野に入ると、「そっか、そっか、結構な奴じゃん、いいね~。」
 いやいや、目的は全く異なるタックルセレクトにあったのだが、結果オーライでランディングに手こずる事無き、丁度いい加減のタックルセレクトとなった訳で、そいつはパワー溢れる、内径"尺"のランディングネットを余裕ではみ出す42cmの逞しいイワナだった。
 そしてその後、サイズは落ちたものの、予想外にもイワナの連発がしばらく続き・・・、朝一早々でツ抜けが見えるに達する・・・。
 春、瀬に出て餌を待ち受けるアマゴを探すべき、長く続く瀬を歩み進めた。 例年、この時期は居るはずなのに、何故か何の反応も無い・・・。 エントリー場所から上流側を見事に空振り、仕方なく今度は下流側へと足を進めるも、此処も何の反応が無い・・・。 その年その年、魚の付き場は変わるもの、季節が変われば入ってくるだろう・・・そんな事を考えながら目ぼしい流れを刻み進むものの、イワナのレギュラー1尾追加のみで、とうとうエンディングスポットに到達してしまった。「アマゴは居ないのか・・・。」
仕方なく、最後のフォローとばかりに、居ればイワナだろう的スポットに投げ入れると、「ドスッ!!」
 それは・・・、汗だくで大きく歩み進めてきたのに、土産少なくては申し訳ないとばかりのご褒美か、此処までの苦労を吹き飛ばす36cmのイワナだった。
 次に、此処ぞ木曽谷とばかりの急角度を駆け下りる。 瀬脇から始めると、まずまずのアマゴが引っ手繰ったものの、上手くフックを外して去っていった。 更に、瀬の開きで僅かにフックに触れてブルブルして去っていく・・・。 
 同じ手ではミスバイト、ショートバイトの繰り返しであろうと察し、高くなった陽射しに合わせたカラーチェンジで導くと、素早く足元まで来て引っ手繰った。「ガツッ!!!」
 それは、いわゆる"尺"とは言えないが、センチでジャスト30cm、この時期にして嬉しき立派なアマゴだった。 イワナの尺オーバーは珍しくなかれど、やはりアマゴは20と30では価値観として大きな違いと感じ、自身としては、アマゴの30が予選クリアなら、イワナはハンデ10で40から予選クリアで同等の価値観、満足感を得られるものと感じる・・・。
 春とあって、淵絡みの瀬を中心として歩いた、歩いた。ひたすら歩いた・・・。 時はあっという間にお昼を迎え、当初予定したプラン、幾つかのスポットはとても周りきれず、此処がラストエリアと決めて、又再び歩いた・・・。
 一定の距離感を保って追って来るアマゴ、足元近く、もうギリギリのところで、最後の仕上げ、喰わせのアクションを付けると、「バシッ!」 これが本日最後の出会い、もう十分とばかりにリーダーからルアーを外した。
朝一のイワナ連発が大きいものの、乏しき流れがゆえに厳しきステージではあったのだが、そこは"春"、ツ抜けとおまけの30UP3本と、この谷の流れの豊かさと奥深さに感謝し、この年も、季節の先をとても楽しみに感じる・・・。
 ゴツゴツの岩だらけの流れ、隠れ家が多く点在する、やはり此処は岩魚の流れ。 豊かな流れを恩恵として、大きな可能性を秘めた流れは、遡行するにも容易に無かれど、大岩を越え、岩の上を渡り歩く数だけ出会いが待っている。 50過ぎの身体にはかなりキツイけれど、こっちもいいよ、あっちもいいよと、キツイから止めとこうか?との思い、迷いを断ち切り、誘われるがままに夢中になって歩き回る、それはもはや運動の為と課した釣りでもある。 夜中のベッドの上で、足がつって悶え苦しむだろう・・・・・。

Next stage plan : May 25,

  Tackle            The tackle that I used on this stage Message
      Rod
      Reel
      Line
      Rure
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SMITH  troutin'spin inter boron X TRBX-73D  /  OLYMPIC Super Bellezza GSBS-672L
DAIWA  LUVIAS 2506  /  LUVIAS 2004
PE 0.6  /  VARIVAS  COVER BREAKER  4lb  &  LEADER : VARIVAS GANOA ABSOLUTE 7lb
Sinking minnow 50-70mm
Thank you
         see you

River Land

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