28 stage   Virgin & Boil chance Jul 21, 2019
 
 この日は太い流れをメインとしてやる事にした。 ただ、この季節の出水は、良い思いをした記憶は決して多く無く、時に、リセットされた増水の流れに意気込んで触れたところで、パーフェクトに空振りする機会が存在する。 それは移動モードに入ったからだという説もあって、確かに、遡上モードのスィッチが入った魚は基本、大半は見向きもしてくれない・・・。 朝一に選択した、唯一過去に魚影あったスポットでさえも、雰囲気を感じながらも見事に三球三振に終わった。 そして、魅力ある流れながらも、これまでに良い経験無きポイントばかりを、裏読みするかのようにあえて触れていった・・・。 出ない・・・、やはり根本的に居付く流れでは無いのか?、いや、それを固定観念として固着したくはない・・・、などと、そんな自問自答を繰り返すうちに、大切な"朝"という時間帯が次第に終わっていった・・・。
 さすがに、此処でやらかす事だけは避けたかったので、ホームランは期待出来ずとも、シングルヒットくらいなら計算できるスポットを弱気にも選択した。 そしてそれは、計算通りにセンター前ヒットってところで・・・。 ただ、次のポイント選択に手詰まりとなり、何気なく意味も無くフラフラと大きく上流へと車を進めていった・・・。 しかし、それは判っていたはずなのに、「馬鹿だな~」などと自らに言い聞かせる始末で・・・。 平水に近い上流は多くの鮎師で賑わっていて、強引に隙間に入ったところで、アマゴ達は賑やかさを避けて既に隠れているに決まってる・・・。
 鮎師がまず入らないスポット、その唯一だけを触れてみるなら、「わざわざ此処まで来て手ぶらで帰す訳にはいかんでな~」とばかりに、有り難い事に対岸側からイワナが引っ手繰ってきた。 「イワナ君、可愛いね、ありがと。」
可愛い土産を写真に収め、それはトンボ返りのようにUターンして来た道を下った・・・。
 途中、なんとな~く気になったスポットに寄り道して、対岸側のヘチをドリフトさせながらルアーを流れに乗せると、「ガボッ!」と重いアタリが伝わった。「ん、以外に大きいぞ、でも、なんだか違うな???」 ギラッと走った閃光の中に、僅かながらパープルな煌めきが見えた瞬間、そいつの正体は判った。 アマゴ・・・イワナ・・・そしてこのニジマスと、とりあえず立直三色の役で積もったところで、今日はこれで終りだろう、ま~こんなものかと覚悟した。 何故なら、もう期待する香ばしきポイントプランなど無く、手詰まりだったから・・・。
 戻り道の更に途中、珍しくも鮎師が居ないスポットが目に入ったので寄ってみた。 久しぶりに此処で思い通りに流れを刻む事が出来た。 ただ、それは思い通りにロッドが振れただけであって、当然ながらあっという間にツーストライクまで追い込まれた。 ふと、流れを見渡すと・・・、なんとか流れを切る事が出来る状態に気が付いた。 そして、その対岸側からヘチ際に下る事が可能なようで、一般的に触れられないスポットに手が届きそうにある計算が成り立った。 少なくとも、其処を攻めている釣り師を見た事が無いスポットにある事から、其処に居るならば応えは早く、確実であろう・・・。 そう考え期待が膨らんだ。 そして、その予想は見事に的中し、速効で下流側から勢いよく追って来る影が視野に映った。 すかさず、喰わせのアクションを入れてやるなら 「ビャシッ!!」
 バイトの瞬間まで映像のように流れた、それはいわゆる泣き尺って奴で、今日は三色で終わり、と半ば気持ちも片付けかけていただけに、閃きから結果に至るまでのプロセスが最高にバッチリ決まった、その結果としての、綺麗で体高あるカッコいいその雄アマゴは、言うまでも無くサイズ以上の嬉しきものがあった・・・。
 終盤にきての逆転の余韻に浸りながら、家路に向けてそのまま帰路に着こうかとも考えた。 ただ、なぜかこの日の朝一に入ったスポットが妙に気になった。 もちろん、通常、同日に同じスポットに入る事などまず無い自身ではあるのだが、早朝から時間も経過し、水位の変化による状況変化を確認したかった。 帰り道の寄り道のように再び立ち寄ると、確実に20cm程水位は下がっていて、嫌な濁りも薄まっていた。 朝と同じようにエントリー口に歩みを進め、朝と同じようにスタンスを決めた途端、少し下流側の浅瀬のエンドで、小魚が岸際に向かってピョン、ピョン、ピョンと、逃げ惑うように飛んだ。 その水面下には、何かの影が薄らと見えた。 「ん、ベイトフィッシュを追ってるのか?」 すかさず、その少し沖側にルアーを落とし、水面下で小刻みに踊らした。「チョンチョンチョンチョンチョン・・・」
ゴギッ!!!!!」、「お~ら出た~!」、グワン、グワン、グワン・・・」、「えっ、結構デカイじゃん」
 それは、流れに立った瞬間、ボイルのジャストタイミングにベストタイミングにジャストマッチして・・・。 そんな事を意図的に図ろうなんて事は不可能な事で・・・、最終回ツーアウト、スリーボール・ツーストライクからの、それは正しく満塁ホームラン。 言うまでも無く、お腹を空かせて浅瀬まで餌を追っていたものに何のためらいは無く、バレるなどという心配は毛頭も無く、もちろん、ガッツリと喰らいついていた。 先ほどの泣き尺で十分満足していただけに、これは贅沢な贅沢な"おまけ" あの何事も無かった早朝とは異なり、時間経過による状況変化と共に、何事も起こるってものだろう・・・。
さ~、ボチボチ梅雨も明けそうな気配、ボチボチと夏の装いでも準備しよう・・・・・。

Next stage plan : Jul 26,

  Tackle            The tackle that I used on this stage Message
      Rod
      Reel
      Line
      Rure
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SMITH  Be Sticky Trout BST-HM63ML
DAIWA  THEORY 2004H
VARIVAS  COVER BREAKER  5lb  &  LEADER : VARIVAS TROUT SHOCK LEADER 8lb
Sinking minnow 50-60mm
Thank you
         see you

River Land

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