33 stage   Before the typhoon Aug 15, 2019
 
 自身の短き夏休みラストディ、嵐が来る前に・・・。

 タバコは止められない・・・晩酌も止められない・・・。
もちろん、例え世の中がひっくり返ったとしても、釣りは絶対止められない・・・。 それは中毒、いや、もはや釣りに関しては治す治療と薬など無き"病気"・・・。 人間の三大欲求と言われる、食欲、睡眠欲、性欲。 それにプラスして"釣り欲"、到底我慢など出来ないのは言うまでも無い。 真夏を背景とした昨今の涸れ傾向の流れに期待など超薄かれど、それは結果を求める以前の前提、とにかくフィールドに立ってロッドを振る事が出来るなら、それだけでも心晴らして夏休み後の通常の日常に戻れるもの・・・。
 台風の接近、ひっきりなしに呼びかけるメディア、既に時折強く吹く風・・・、こんな状況下に鮎師、釣り師の出は少ないだろうと予想し、目的地の天気予報の詳細を十分に確認して、午後早目に切り上げれば大丈夫であろう判断の基、ここ最近鮎師の賑わいが続き、近寄れなかったスポットを中心としてプラン組みした。
 ここしばらくお湿り無く渇水気味の流れで、膝下ほどしか無い水深の平瀬からスタートを企てる・・・。 この季節、この状況に、セオリーに反する選択と思われるかもしれないが、対峙する相手は、人目を避けて必ずや上手に隠れているはずなのだ・・・。 この季節最も重要な時合、夜が明けた頃合いから早速、対岸側のブッシュ下から誘い出すように手前に導くと、描いた通りに黒い影がサッと現れて咥えた!
 自身にとってそれは意外、想定外のイワナだった。 こんな水温い流れでイワナを獲った記憶は・・・無い。 それでも、早々の泣き尺クラスの立派な応えがあった事に、朝一選択が間違っていなかったものとしてホッとする・・・。
香ばしい平瀬の流れを釣り下ったところで、次は上の平瀬を釣り上がった。 今度はアップクロスで導くと、小さなアタリがフワッとロッドに伝わった。 アタリに反してその後の引きが強かった事から、擦れ掛かりかと思いきや、それが視野に入った瞬間、本命クリアサイズと判った・・・。
 メーカーいわく管釣りカテゴリーのロッドを、へそ曲がりにもフィールド用にチョイスしてタックルを組んでいる事から、巻いては出され、出されては巻いての、そのやりとりがたまらなく面白い・・・が、口先にフック1本掛かっているだけと判った瞬間、余裕かましてもたもたしている訳にいかず、ロッドワークで速やかにネットに収めた。
 これこれ、こいつに会いたかったんだよな~、この状況下で本当に会えるとは・・・。 "サーティーワン"アイスクリームサイズで完全クリア・・・。
 更に釣り上がると、レギュラーサイズが応えてくれる。 これが連日鮎師が立ち込んでいた流れの現実。 例えるならば、電車がガタンゴトンと往来する鉄橋下にも魚が居るように、人の気配も日常的になれば、おそらく彼らは順応していくものだろっ・・・。
 自称オールマイティ、季節に合わせた流れ、その季節、その環境下に魚の居付く様々な流れを刻むスタンスの中、やはり瀬の釣りが最も楽しい。 なぜなら、瀬に着いている魚を獲る事、獲るまでのプロセス、全てにおいて躍動感に満ち溢れるからで、例え小さなピンスポットでさえ見落とさないよう、流れの全てを一通り刻んでいく事を心掛ける。 そんなスタンスから、次に、白泡絡む段々瀬をワンキャスト刻んでおこうと、上流側から白泡に潜らせて横切らせると、スッと黒い影が稲妻のように走った。 その直後、グネグネと一気に下流側へと一気に走られた・・・。
 らしきスポットに隠れていたそいつは、自身の規格としての、イワナのクリアサイズ"ヨンマル"・・・。 基本、細身系のイワナは、このサイズを満たす事によってより大きく感じられ、達成感みたいなものに満ち溢れる・・・。
 朝一ポイントで、予想を遥かに超える応えに恵まれ、撮影時間も付加してかなりの時間を費やした。 それなのに、人っ子一人と来ない一人きりの世界・・・。 これも近づく台風予報の恩恵、極めて少ない機会だろう・・・。
 残念ながら、その後のがら空きスポットで影を見る事は無かったのだが、涸れ気味の流れで、それが本来・・・。 そしてこの日の最後の締め括りにと、この流筋にある、例えるなら"軽井沢"的スポットへと寄ってみた・・・。
そこには、たくさんのミンミンゼミとアブラゼミが迎えてくれ、夏のメロディーをはもっていた・・・。
 早々にクリアサイズのアマゴが現れたと思いきや、ショートバイトに泣き、過去の経緯も踏まえ、此処はこれで完全に終わりと覚悟した・・・。 しかしその後、ラッキーにも別のアマゴが突然ルアーを引っ手繰った。
 一気に下流へと走られ、フックの一部がボディに掛かったそいつは、水圧を味方にされ取り込むのにかなり手を焼いたのだが、早朝をも上回る、ちと古いが"ブルゾンちえみ"サイズで、この流筋らしい幅広の逞しいアマゴ、割れたパーマークが季節感を醸し出していた・・・。
 先程の写真、ミンミンゼミとアブラゼミの縄張り争いが始まり、先に居て喧嘩を仕掛けたミンミンゼミが敗れ、後から来たアブラゼミが勝った。 その色合いから、ミンミンゼミをアマゴに例えるなら、アブラゼミはイワナってところだろうか・・・、ん? 逆だな、此処で獲ったのはアマゴ、敗れた方だ・・・。 下流側も一応少し触れ、避暑地の中心街を少し休ませ、ルアーカラーを変えて、あと1、2投だけ振って終わりにしようと、再び避暑地の中心街に戻った。 その1投目だった。 なんと又出た。 今度はアブラゼミ・・・ではなく、イワナだ。 それは、早朝のと同等クラスながら1㎝足りなくとも、立派なサンキューイワナだった・・・。
 正直なところ、ロッドを振る事で最低限にスッキリ出来たとしても、本音の望む結果は乏しきものだろうと覚悟してのステージだった。 ただ、台風の接近で人の出が少なく、久しぶりにストレス無くプラン通りに進められるものとの予想が見事に的中し、更には、嵐を前にした野生の持つ察知力から、温い渇水の流れであれ、魚達の躍動が高まったのかもしれない・・・。 とするならば、トータル的にジャストタイミングのステージと言えよう。
 この地域に直撃しないとはいえ、この台風の影響有無は終わってみない事にはわからないが、流れの状況が上向く程度の影響で有ればそれが幸い。 いずれにしても、昨今の情報網を上手く活用しながらタイミングを計り、昨今の情報確認を必須として、安全第一に努めよう。 この季節、毎年のように流れる水の事故のニュースはとても痛ましい・・・。 決して舐める事無く、無理をせず、自分をおごらず、張り合わず、見栄など張らず・・・、"自然"に対しては、正々堂々と"臆病"であった方が、絶対にいい・・・・・。

Next stage plan : Aug 18,

  Tackle            The tackle that I used on this stage Message
      Rod
      Reel
      Line
      Rure
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OLYMPIC Graphiteleader Super Bellezza GSBS-672L
DAIWA  STEEZ TypeⅡ
VARIVAS  Nogales DEAD OR ALIVE Taflex  4lb  &  LEADER : VARIVAS GANOA ABSOLUTE 7lb
Sinking minnow 50mm
Thank you
         see you

River Land

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